本邦初の未上場株式に直接投資する公募投資信託の受託および BPOサービスの提供開始について
2024年12月20日
三菱UFJ信託銀行株式会社
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
三菱UFJ信託銀行株式会社(取締役社長 長島巖、以下 三菱 UFJ 信託銀行)と日本マスタートラスト信託銀行株式会社(代表取締役社長 向原敏和、以下 日本マスタートラスト信託銀行)は、fundnote 株式会社(代表取締役社長 渡辺克真、以下 fundnote)に対し、本邦初の未上場株式への直接投資を含む公募投資信託の受託および fundnote のミドルオフィス業務、バックオフィス業務(以下、「ミドル/バック業務」)のBPOサービス※を提供開始いたしました。
1. 未上場株式に直接投資する投資信託の受託の提供について
三菱UFJ信託銀行および日本マスタートラスト信託銀行は、fundnote が組成する未上場株式および上場後5年以内の中小型株式を主要投資対象とする公募投資信託「fundnoteIPO クロスオーバーファンド(愛称: 匠のファンド あけぼの)」の受託を開始いたしました。当ファンドは、未上場株式に直接投資する本邦初の国内籍公募投資信託となります。
未上場株式の受託を可能とすることで、投資対象の多様化とスタートアップ企業や上場後のグロース企業等への成長資金の供給に貢献いたします。
2. 新興運用会社である fundnote への BPOサービス提供について
三菱UFJ信託銀行および日本マスタートラスト信託銀行は、ミドル/バック業務のBPOサービスの提供により、新興運用会社が資産運用業務に参入しやすい環境を提供しております。本サービスをfundnoteに提供することで、同社は資産運用業務に経営資源を集中させることが可能となります。
優れた運用ノウハウや新たな投資手法を持つ国内外の新興運用会社が資産運用業務に参入しやすい環境を提供することで、資産運用業への新規参入を促進し、政府が掲げる「資産運用立国(新興運用業者促進)」 に貢献いたします。
3. 今後の取り組み
三菱UFJ信託銀行および日本マスタートラスト信託銀行は、投資対象の多様化に向け、資産管理/受託機能の更なる強化を図るとともに、2030年3月末までにBPO 受託残高を100兆円へ増加させることを目指し、新興運用会社が資産運用業へ新規参入しやすい環境を提供することで、資産運用業界の成長に貢献いたします。
- BPO (Business Process Outsourcing)
以上