BlackRock の Aladdin®を活用した資産運用 BPOサービス開始について

三菱UFJ信託銀行および日本マスタートラスト信託銀行は「資産運用立国」の実現に向けて、資産運用業界全体の効率性を改善し、資産運用会社が運用に集中できる環境を提供するために、資産運用 BPOサービスの受託を促進しております。2030年3月末までにBPO受託残高を100兆円へ増加させることを目指しております。

Aladdin®は、BlackRock が提供する資産運用とリスク管理のための高度なテクノロジープラットフォームです。資産運用会社や機関投資家等を中心に、世界中の幅広い金融機関の運用業務において利用されております。

三菱UFJ信託銀行および日本マスタートラスト信託銀行は、資産運用 BPOサービスに Aladdin®を活用することで、同プラットフォームをご利用中の資産運用会社がフロント業務やリスク管理業務で利用するシステムと、三菱UFJ信託銀行および日本マスタートラスト信託銀行が資産運用 BPOサービスで利用するシステムをシームレスに接続し、効率的なデータフローを実現します。これにより、資産運用会社のデータ変換等のオペレーションを省略し、資産運用 BPOサービス利用促進を通じてミドル/バック業務の効率化を図ります。また将来的には、現在、資産運用会社が Aladdin®を用いて行っている業務を受託することを検討しております。

三菱UFJ信託銀行および日本マスタートラスト信託銀行は、今回のブラックロック・ジャパンへの Aladdin®を活用した資産運用 BPOサービスの提供開始を契機とし、Aladdin®を採用する他の資産運用会社や機関投資家へも本サービスを提供し、資産運用業界全体の効率性改善に貢献することを目指します。